言わなくても分って欲しい~察してちゃん~

今日は
自分の欲求は言わずに相手に察して欲しい
こんなに尽くしてるんだから
私の気持ちを分かって当然
このようなコミュニケーションをしてしまい
人間関係がうまくいかない
察してちゃんの心理について
書いていきますね

 

◎本音を伝えられない

察して欲しい人って
自分の気持ちを
ちゃんと相手に伝えていないことが
多いのではないかと思うんです

私も察してちゃんだったから
よーーーーく分かるんですよ
過去に関わってきた人、本当にゴメンナサイ

・助けて欲しいのに「助けて!」が言えない
・嫌なことも受け入れてしまう
・空気を読んで相手に合わせてしまう

・大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをする

自分の本音を押し殺してしまうんだよね

でも心の中では
私を分かってぇーーーー!!
って叫んでいる状態

問題なのは
人はずっと感情を押し殺してはいられません

いつの日か
察してちゃんが暴走しはじめます

 

 

◎分かってもらえずに怒りをためる

自分の本音を押し殺しては
分かってくれぇーーーー!
という察してちゃんの
コミュニケーションを続けるとどうなるか

私は
こんなに我慢してるのに!
本当はイヤなのに!
何で?何でよ?
何で分かってくれないの!!


分かってもらえない怒りをためて
ある日、突然キレる

そんな経験ありませんか?

 

ちょっと待って

相手からしたら
「何で今キレたん??」
ポカーン・・・
謎でしかありません

相手に自分の本音を伝えずキレる

これじゃ
人間関係うまくいくわけありませんよね

 

◎どうして本音が言えないの??

幼少期の両親との関わりはどうでしたか?

・両親から愛情や温もりを与えられなかった
・両親がケンカばかりで仲を取り持っていた
・両親がいつも不機嫌で顔色を伺っていた
・何をしても否定されるのが日常で共感されなかった
・親が支配的で自分の気持ちを聞いてくれなかった

どうせ私は分かってもらえない
自分の気持ちを言っても傷つくだけ
私なんていない方がよかった

このように親との関わりで学習してしまい

悲しみを感じて傷ついたら
自分の価値がなくなる怖さを感じてしまう

だったら自分の本音は言わない

そうやって決意し
大人になってからも
本音を言う = 無価値な自分
という怖さを抱えて
生きていくことになるんですよね

 

 

◎本音を出す怖さを受け入れる

自分を殺して人と関わり
気づけば相手に怒りをぶつける

そんなコミュニケーションを続けていたら
この先どうなると思いますか??
想像してみてください

 

きっと周りには人がいなくなり
孤独の人生
待っているんじゃないかと。

本当はお父さん、お母さんに
自分の気持ちを分って欲しかった
だけど叶わなかった

傷ついて、絶望するほどの悲しみが
未消化のまま心の中に残り続けているから

目の前の相手に
分って欲しい、察して欲しい
って要求しちゃうんですよ

自分の中に押し込めた
未消化の悲しみを受け入れ、癒して
本音を言う = 無価値な自分
という出来上がっている公式を壊すことが
安定した人間関係を築くために必要だと
私は思います

そして
悲しみを感じる怖さが緩んだら
自分の気持ちを伝える練習も必要ですよね

相手の気持ちって
言ってくれないと分からない
それってお互いに同じじゃないかな

本音を伝え合える関係を作るのって
いつからでも可能なんですよ