正解探しの人生

今日は
正解を探してしまう心理
について書いていきますね

 

◎「これでいい?」いつも頭の中で正解探し

相手は何を要求している?
相手の期待に応えられてる?

私「へん」って思われてないかな?
嫌われてないよね?

いつも目の前の相手の反応ばかり気にしてしまう

そんな人は
自分を失くしてしまっている状態なんです

なぜ自分を失くすかというと
そうしていたら
誰かの欲求を満たすことができるから

自分を犠牲にしていたら
自分の存在を感じることができる

これって苦しいですよね

◎自分を犠牲にして助けていたのは誰なのか

例えば
・親のしつけが厳しい
・共感がない
・いつも誰かと比較されていた
・過保護、過干渉
・親の発言がコロコロ変わる
・いい子でいたら親の機嫌がよかった
・親の期待が大きかった

このような家庭だと
自分という存在を感じていては
生きていくことができません

そうなんです
自分を犠牲にし
親の欲求を満たして
居場所を確保してきたのです

 

◎相手がOKなら自分もOK

相手の欲求に応えることができたら
自分の存在を確認することができる

ということは

相手次第で
自分の価値が決まってしまうということ
他人軸の生き方です

こうなると
いつも頑張っていないといけませんよね

間違えるなんてありえない
いつも私は正しくなければ
存在する意味がなくなってしまう

無価値な自分を感じることは
とてつもなく怖いことなのです

こうして
頑張り続けるしかない
そんな人生になってしまうんですね

 

◎頑張り続けるのも限界が来る

小さい頃に
これでいいかな?
間違ってないかな?
自分の気持ちを無視して
親の顔色を伺い
OKしてくれた時は
安心感が得られたんですよね

大人になっても同じように
これでいいかな?
間違ってないかな?
って
目の前の相手に
親を投影して安心感を得ようとします

相手がOKを出してくれたとしても
その安心感は一時的でしかありません

無価値な自分を感じないように
自分の気持ちは置き去りにし
頑張り続けて
自分の居場所を確保したとしても
限界が来てしまいます

そのまま自分の気持ちを無視し続けていると
不安症
依存症
摂食障害
などの精神症状が出てきてしまったりするのです

 

◎本当の安心感を得るためには

子供の頃から親の正解を探し続けていると
自分が何を思って、何を感じているのか
全く分からなくなってしまうんです

しかし
分からなくしていたら

認めてもらえる
否定されない
関わってもらえる
居場所が得られる
責任を取らなくてもいい
こんなメリットがあるんです

このメリットを手放してしまったら
安心感が手に入らない
無価値な自分を感じてしまう
だから
イヤだけど
辛いけど
自分を分からなくする

でもよーく考えてみて。
この安心感はニセモノなのですよ!

本当の安心感を知らないから
ニセモノの安心感を求めてしまうよね

人間誰だって
安心を求めるのは当たり前なんです!!

じゃあ本当の安心感って何よ?だよねー知らないもん。

それは
自分の意思や感情、欲求を
自分自身が
感じ取ってあげる
分かってあげる
それが安心感につながっていくのではないかと
私は思っています