空気を読むのがやめられない

今日は
いつも周りの空気を読んで
相手の期待に応えることがやめられない
そんな人の心理について書いていきますね

 

◎空気を読んで自分の立ち位置を確認

空気を読むって
もともと日本人の国民性であるのですが

過剰なほどに空気を読んで
疲れてしまっていませんか?

そんな人は
幼少期の家庭環境が影響しています

・しつけの厳しい両親だった
・自分の感情を尊重してもらったことがない
・親の期待に応えていたら認められた
・我慢しなさいといつも言われていた
・両親がいつもケンカをしていた
・兄弟と比較され続けた

このように家庭の中ではいつも空気を読んで
親の期待に応えて
自分の立ち位置はどこか?
神経を張り巡らし
居場所を確保していたことが考えられます

 

◎自分の欲求を抑え他人を優先

空気を読んで相手の期待に応える
ということは
自分の気持ちを押し殺さなければできません

しかし
自分の欲求を抑えていると
不満がたまり
怒りが蓄積していきます

いつも
イライラして、文句ばかり

でもね、いいことあるから
やめられなかったりするんだよね
例えば
・いい人でいられる
・人からの認めてもらえる

・優越感、満足感を感じられる
・相手に必要とされていることで支配できる
・自分は存在していいと思える

この感覚を感じることで
自分の無価値感を感じなくていい
という大きなメリットがあるんです

だから
空気を読むのをやめられません

 

◎相手の期待に応えないと生きていけない

いつも親の期待に応えていたら
自分の存在を認めてもらえ
ここにいてもいい
そんな感覚を得られていてとしたら

自分の命を守るためには
相手の期待に応えないといけない
このような思い込みを作り成長していきます

なので
生きていくためには相手が
何を考えているのか?
何を要求しているのか?

それを瞬時に察する能力が必要になってくるんですね

こうして
小さなころから空気を読んで
期待に応えることで
自分の命を守っていたのです

これも大きなメリットなんですよね

 

◎メリットを握りしめたまま解決は不可能

空気読むの疲れた!
期待に応えるのも疲れた!
もうこんな人生イヤ!!
そう思っても
やっぱり無意識に空気を読んでしまう

このようにやめられないのには
メリットがあるからだとお話ししました

無価値を感じる恐怖
生存を脅かされる恐怖

この怖さがある限り
メリットを手放すことができません

子供の頃
どんな出来事でこの恐怖を持ってしまったのか
それを紐解き癒していくと
メリットを持つ必要がなくなり
空気を読んだりしなくても
人との関わりができるようになると思いますよ!