言いたいことが言えない

私はこう思う
私はこう感じる

自分の思いや考えがちゃんとあるのに
それを相手に言えない

そんなことはないですか?

今日は
言いたいことが言えない
そんな心理について書いていきますね

 

◎自分の言いたいことを言ったらダメ

言いたいことが言えない人は
子供の頃に
自分の思ったままを
言ってはいけないんだ

そう思ってしまった
過去があるのかもしれません

例えば
・自分の意見を否定された、無視された
・親が支配的(しつけが厳しかった)
・過保護、過干渉
・親の発言がコロコロ変わる
・ネグレクト
・失敗をなじられた

こんな家庭だったとしたら
自分の意見を言うことが
できなくなってしまうのです

 

◎言っても無駄ってあきらめて居場所を確保

自分の言いたいことを言っても
両親は
受け入れてくれない
分かってくれない
自分の意見は否定される

そうなると子供は

自分の言いたいことを言ってしまったら
無視される
攻撃される
そんな恐怖を感じることになるんです

子供にとって両親から
無視されたり
受け入れられない
というのは

見捨てられてしまう
死んでしまう
それくらい怖いことなんですね

その恐怖を感じないために
あきらめることで
自分の居場所を確保するのです

 

◎言いたいことを「言わない」と決めて自分を守る

自分の思いや考えがあって
それを目の前にいる人に言ったら

見捨てられ不安が発動

そりゃ言えるわけがないよね

見捨てられないため
命を守るため
自分を守らないといけません

これが大きなメリットとなって
言いたいことが言えない現実となります

そう
「言わない」と
自分自身が決めているのです
無意識にね

◎言わないと不満がたまっていく

言いたいことを我慢し続けるということは
受け入れてもらえない
分かってもらえない
そんな悲しみは不満となり
どんどんたまっていきます

悲しみを感じることはとても辛いから
悲しみを怒りに変え
とこかで爆発してしまいます

見捨てられ不安は
近い関係の人との間で発動することが多いのです

そのために
大事な人を傷つけたり
失ってしまうかもしれません

そして自ら
人間関係を壊してしまうのです

 

◎自分の言いたいことを言えるようになるには

自分の言いたいことを言ってしまったら
見捨てられる
孤独になる
その思い込みが出来上がってしまった
過去の傷を癒していくことが必要になってきます

子供の頃に
悲しかったという感情を
心の中に押し込めて
今まで生きてきた自分がいるんです

そんな傷ついている
自分自身が気持ちを分かってあげることが
解決の近道ではないかと
私は思います

自分ひとりで感情に向き合うのは難しいとき
専門家の力を借りるのもいいと思いますよ